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【実践講座オリエンテーション】(日本複合医療臨床研究会 理事 萬憲章 医師 対談動画)
●患者 茨木県在住 47歳女性 会社員(趣味バイオリン演奏)
●相談者 ご本人
●相談時概要
乳がん ステージⅢ リンパ節転移
会社の乳がん検診にて発見、近隣の総合病院を受診、乳がんステージⅢの診断、化学療法の後に外科手術(乳房の全摘)と言われ相談に来る。
●相談者談
ご本人:乳房の全摘と言われ、某大学病院にてセカンドオピニオンを受けたが「状況によっては部分摘出の可能性もあるが、原則は今の治療を受ける事が最適」との指摘。自分は「バイオリン演奏」が唯一の趣味の為、乳房の摘出はしたくないが、何か他の治療法がないのか?
●[JCMC相談員と専門医]の応答と紹介内容
今の標準治療下での診断(ガイドライン下)では、主治医やセカンドオピニオン医師の指摘はご最もなのです。但し、ご希望の様に術後のバイオリン演奏に対する支障はある程度覚悟する必要があります。もし、少しでも可能性を追求したいのであれば、新たな治療法(血管内治療による乳房の温存)もあり、それを行っている先生に相談してみますか?その上で、その治療を受けるか否かをご判断されたらいかがですか?と伝え、そのクリニックのホームページを紹介し、検討後ご連絡を頂く約束をした処、後日、患者さんご本人より、私はホームページを観て、是非、その先生の診察を希望したいのですが、姉(有名な某総合病院の看護師)が「そんな怪しい治療をさせる訳にはいかない。全摘すべきだ」と猛反対しているが、どうしたら良いですか?との質疑があつた為、「お姉さまの言っていらっしゃる事は、ごく自然な内容です。特に大病院の看護師であれば皆さん同じことを言われると思います。」と伝え、お姉さまと同席での相談を進め、そのクリニックのセカンドオピニオンの予約をし、受診いただく。
●結果
セカンドオピニオン受診後に、猛反対していたお姉さまも納得して、計4回の血管内治療と温熱療法を実施。結果、乳房の完全温存と「完全寛解」を目指せる状況までに快復。術後1ヶ月で職場復帰し趣味のバイオリンの演奏活動に励んでいらっしゃいます。但し、半年に1度の検診は欠かさず続けています。
●総括
標準治療は素晴らしいのですが、大学病院崇拝主義と同様に、あまりに崇拝しすぎると、偏った判断しか受け入れられない状況に陥ります。患者には術後生活設計もあるので、その辺りも加味しての治療を進めている医師や医療者も多い事を伝えていくべきである。
※メールは、第2回の治療終了後の経過報告メール
●患者 神奈川県在住 52歳男性 会社役員
●相談者 ご本人・奥様
●相談時概要
胃がん(スキルス)ステージⅢ リンパ節転移、腹膜転移(播種)
人間ドックにて発見、近隣のがん拠点病院を受診、胃がん(スキルス)ステージⅣの診断、化学療法実施、外科手術(全摘出)も提案され相談に来る。
●相談者談
ご本人:存命率の低いがんと言われ、不安になった事と、抗がん剤治療にたいしての不安や疑問があり、何か他の治療法がないのか?
●[JCMC相談員と専門医]の応答と紹介内容
先ず、今の標準治療下での診断(ガイドライン下)では、何処にいかれても同様な治療を薦められる事を説明する。もし、違う可能性を追求したいのであれば、現在の化学療法と併用可能な新たな治療法もあり、有る程度ですが成果が上がっている治療(遺伝子治療)があり、それを行っている先生に相談してみますか?その上で、その治療を受けるか否かをご判断されたらいかがですか?と伝え、その治療の概要を紹介し、取り急ぎセカンドオピニオンをお薦めする。
●結果
セカンドオピニオン受診後に、紹介先医療機関の医師と現在の標準治療を行っている医師との間で検討し、遺伝子治療を計6回行う。結果、著しい腫瘍の縮小が見られ、リンパ節転移、播種に関しても著効が見られる。現在(術後6か月経過)は、定期的な検査と経過観察をしつつ、食事を始めとした生活習慣の根本的な見直しを行い、少しづつですが仕事にも戻られています。今後の注意は必要ですが、快方に向かっていると判断されている代表例です。
●総括
標準治療(化学療法)と相性の良い治療は多数存在しますが、残念な事に、歴史も浅く、症例も少ないのが現状です。又、全てが自由診療の為、経済的な負担も相当大きくなります。今回は標準治療側の医師の理解もあり、良い結果になっていますが、これはレアケースである事を忘れないでいるべきです。
※メールは、1クールの治療終了後に来た報告メール
●患者 千葉県在住 78歳女性 主婦
●相談者 お嬢さま 52歳(看護師)
●相談時概要
乳がん ステージⅣ リンパ節転移 肝転移 卵巣嚢腫
4年前自治体の乳がん検診にて発見、近隣の婦人科クリニックにてホルモン療法を行っていたが、しこりが大きくなり総合病院を受診、乳がんステージⅣの診断、化学療法の後に外科手術(乳房の全摘)と言われ「高齢」の為、治療に躊躇しているお母さまを心配されて相談に来る。
●相談者談
お嬢さま:抗がん剤治療~外科手術」と言われ、PET-CT検査を行って「リンパ・肝転移」のほかにも「卵巣におかしな影」もあると説明される。母とも相談した処「年齢も年齢であまり自覚症状も無い為、今更抗がん剤や外科手術は受けたくない」との事でしたが、出来るだけの事はしたい。との相談。
●[JCMC相談員と専門医]の応答と紹介内容
選択はあくまで患者本人ですので、我々からは何とも言えませんが、標準治療下での診断(ガイドライン下)による治療となると、主治医に言われているような内容になります。もし、少しでも、お母さまのご希望を叶える為の可能性を追求したいのであれば、新たな治療法(血管内治療による患者負荷の軽減)もあり、それを行っている先生に相談してみますか?その上で、その治療を受けるか否かをご判断されたらいかがですか?と伝え、そのクリニックのホームページを紹介し、検討後ご連絡を頂く約束をした処、翌日、ご連絡が来て、そのクリニックのセカンドオピニオンの予約をし、受診いただく。
●結果
セカンドオピニオン受診後に、その流れで翌日の治療に入り、3日間の入院後に退院され、その後計3回の日帰り治療を行い、計4回の血管内治療と温熱療法を実施。結果、乳房の完全温存と「完全寛解」を目指せる状況までに快復。転移癌も著しく縮小し、現在も通常の生活をされています。但し、半年に1度の検診は欠かさず続けています。
●総括
治療を受ける洗濯も在れば、受けないという選択もあります。但し、進行がんの場合は、そのがん種や状況にもよりますが、標準治療下での余命宣告は、殆どの場合はその通りになります。患者のQOLは非常に大きな問題です。[JCMC相談員と専門医]はその辺りも加味しての治療を進めている医師や医療者も多い事を伝えていくべきである。
※メールは、治療終了後の経過報告メール
「メディカルコーディネーター講座」は、がん・難病・慢性疾患などを抱える人々と、その支援者・相談者をつなぐ“新しい支援者”を育成する認定講座です。善本氏は、自身が5度の再発転移と「余命3ヶ月・生存率0%」というがん闘病を経験。誰にも相談できなかった日々から、「医師以外に相談できる信頼できる存在の必要性」を痛感し、本講座の発足に深く関わってきました。
「がん患者が“医師以外に頼れる人”を持てるかどうかで、人生は変わります。この資格は、あなた自身や大切な人の“選択”を守る知恵と力をくれます。」 ― 善本考香